2009年06月21日

敵対的買収への対応

もともと日本では企業間での株式の持ち合いという慣習により、企業買収は困難な状況であった。持ち合いは取引先の企業・金融機関などとの間で見られる。取引先の企業・金融機関では取引関係の安定・継続の目的と相互株主保有の自社にとってのメリットが認められてきた。また保険会社、従業員の持ち株会などに安定株主にも安定株主の役割が期待されてきた。さらに個人株主にも長期安定保有を促すため株主優待などの仕組みが発達した。

しかしデフレ不況が続くもとで企業の保有資産の効率化の視点から、保有資産としての株式の収益性の悪さ、継続的取引が企業間の競争的な効率性の改善に支障になることなど持ち合いについてマイナス面に限った指摘が増えた。また時価会計の導入によって株式保有の資産価値が変動するようになり、株式保有のリスクが表面化するようになった。系列取引については長期継続取引を前提にして設備投資を促したり、品質の確保を促しやすいなど多くのメリットがある。しかし外国資本や新興企業が市場に取引に新規参入するには新たな参入を促し市場競争を促進するうえで大きな障壁と写った。調達企業側にとってもデフレ不況の深刻化のなかで従来の取引関係にとらわれず調達先を広げたり値引き交渉を行い、大幅なコストダウンを図ることが重視された。これらの様々な理由から、株式持ち合いの解体が主張されるようになった。
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病理学
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スノーモービル
心臓病
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腎臓病
光学
陶芸
ボランティア
ブーメラン

しかし近年企業買収の制度が整備されるなか、個人株主の長期保有を促すことと合わせて株式持ち合いの強化が注目されている。それは必ずしも明示的な宣言の要素を伴わず、市場に対して大きな影響を与えずに進められる防衛策だからである。具体的には、企業間の取引関係の強化を表向きの理由として第三者割当増資を行うといったやり方で実施されている。

これに対して近年議論の俎上に上がる「買収防衛策」といわれるものは、特定の「買収防衛策」の導入の発表といった宣言的要素を伴うため、市場からの反応を招きやすい。買収防衛策は、本来は株主のために企業価値(狭義では配当および株価)の維持のために行うものであり、企業価値が毀損されるような買収防衛策は、現在株主に対する背信行為につながり正当化できない。また、一般に株式市場は経営者の地位を守るだけの防衛策は否定的反応を示すとされる。そこで株主総会での承認手続きが重視される。またもう一つ重視されるのは買収防衛策を発動する条件である。多くのケースでは経営陣から独立した委員会が、買収者の狙いが企業価値を損ねると判断することを発動条件としている。このように買収者の意図を確認して、防衛策の発動を決めることを事前警告型と呼んでいる。この場合、買収者の定義としては15%あるいは20%を取得したものとし、経営陣から独立した委員会の意味は経営陣を含まない社外メンバーとするものが多い。

具体的買収防衛策としては以下にみるポイズンピル型が多い。既存株主に対して無償で新株予約権を交付するものが多い。ただし、新株予約権を交付すると既存の株主権の希薄化(株式の希薄化)につながることへの批判もある。そこで信託銀行にあらかじめ新株予約権を発行しておき、発動条件が満たされたときに信託銀行経由で株主に新株予約権を交付する仕組み(ライツプラン)も開発されている。

このような買収防衛策の議論に対して、そもそも企業が買収の脅威にさらされるのは実現できる株価に比べて高株価が実現できていないためであるとして、企業価値の向上を図ることが最良の買収防衛策であるとの議論も繰り返されている。このような議論では株主への利益還元を図ること、たとえば増配や自社株買い取りを進めることなど株価向上のための施策が企業買収防衛策として指摘されることもある。

2009年04月30日

無政府時代 (イングランド)

無政府時代(むせいふじだい、The Anarchy)は、イングランドが内乱に明け暮れたブロワ朝、スティーブン王の治世(1135年 - 1154年)を指す。

ノルマン朝のヘンリー1世には、20人を超える庶子がいたが、相続権を持つ嫡子は2人きりだった。1120年、嫡子ウィリアムをホワイトシップの遭難で失った。この事件後にヘンリー1世は後妻を迎えたが、子供は生まれなかったため、神聖ローマ皇帝ハインリヒ5世に先立たれていた娘のマティルダ(通称「女帝モード」)を1127年に呼び戻し、後継者に指名して諸侯にこれを誓わせた。さらに、モードの立場を強化するために、有力フランス貴族のアンジュー伯ジョフロワ4世と再婚させた。この婚姻は、従来敵対していたアンジュー家を味方にする効果がある反面、イングランド及びノルマンディー諸侯の反感を買うことになった。

1135年にヘンリー1世が死ぬと、王の姉アデラの息子であるブロワ伯家のエティエンヌがロンドンに入ってイングランドを掌握し、イングランド王スティーブンとなった。スティーブンはヘンリー1世が死ぬ間際に自らを後継者に指名したと主張し、また弟のウィンチェスター司教ヘンリーの協力により教会の支持を受け、マティルダへの誓いは強制された状態で行われたため無効とした。さらに、女性相続人を認めないフランク王国のサリカ法も利用した。

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イングランド及びノルマンディー諸侯は、イングランドで初めての女王に対する抵抗感と、ノルマンディーの代々の宿敵であるアンジュー伯に対する警戒心から、スティーブンの即位を支持した。これをブロワ朝(Blesevin dynasty)と呼ぶが、歴史書によってはノルマン朝の一部とすることもある。

モードは誓約違反をローマ教皇に訴えたが、教皇とカンタベリー大司教はスティーブンを支持し、これを却下した。モードの伯父に当たるスコットランド王デイヴィッド1世も、1138年にスタンダードの戦いに敗れると引き上げてしまった。

2009年04月16日

叙事詩(じょじし)

叙事詩(じょじし)とは、物事、出来事を記述する形の韻文であり、ある程度の長さを持つものである。英語でepic。一般的には民族の英雄や神話、民族の歴史として語り伝える価値のある事件を出来事の物語として語り伝えるものをさす。

概説 [編集]
口承文芸として、吟遊詩人や語り部などが伝え、その民族の古い時代には次世代の教養の根幹を成したり、教育の主要部分となる事も多かった。後世に書き残され、歴史資料に保存される事になったものが多い。

現存する最古の文学作品と呼ばれる『ギルガメシュ叙事詩』もその名の示すとおり叙事詩である。西欧文学の古典で叙事詩と言われるものには、古代において『イリアス』や『オデュッセイア』、中世において『ベオウルフ』、『ニーベルンゲンの歌』、『ローランの歌』などがある。アジアでは『シャー・ナーメ』、『マハーバーラタ』、『ラーマーヤナ』など。民族叙事詩として有名なものには、『カレワラ』(フィンランド)、『ユーカラ』(アイヌ)などがある。

日本文学においては古事記や日本書紀があるが、韻文ではないため叙事詩とはいわない。『平家物語』などの軍記物も叙事詩的な文芸と言える。また、アイヌのユーカラもこのようなものであり、英雄の冒険譚も多く含まれる。ダンテの『神曲』は形式上は叙事詩だが、英雄譚ではなく、筋を持たないため、特殊な文芸と言うほかない。

韻文という条件があるため、日本には厳密な意味での叙事詩は存在しないが、変わりに、和歌を含みこんだ「歌物語」が成立したと考えるべきで、『源氏物語』なども、和歌を含んでいるために一級文芸として評価されてきたものである。叙事詩から小説へという展開が一般的だが、これは韻文でなく散文で書かれた時に小説になるのであって、西洋では二世紀の『ダフニスとクロエ』、ペトロニウスの『サチュリコン』で既に散文化が見られる。

オメガ みしょう リプロヘル ひらがね 神の手 マップ るりこん ウシュ とよのか ブランデー タイプ リンギット ストール スキット ダビデ ケトル アグリ リーマン カサブ ラリアット ブライ バーン レジオ シザ イリノイ 誠の旗 こりんき サンキライ ひすい えーがた オーロ マルチ ジルコン セコンド ラダーラ ハラル アシン リトラコ リバティ フリー ヘメロ シャチ モッズ ロータリ タォマ ザール ハウリン もちがせ 紅の水 ダン

2009年04月01日

卵焼き

卵焼き、玉子焼き(たまごやき)は、卵を溶きほぐしたものを焼き固める料理の総称。広義には卵を溶かないで焼くものも含むが、ここでは溶いて焼く狭義の「卵焼き」について記述する。一般には鶏卵を使用するが、ウズラ、アヒル、ダチョウなどの卵を使用する場合もある。
ニンソウ フウラン ヒップ バビリン 竹の舞 しずくいし ヤッピ つばめ くりたけ クラー うたま ウシや ガーズ オーデエ タッチ じょうぼう モウセン セプタム パラセ スパイク フェロ くらし やさしい サブミッ コール スイマー フラン フマン スモー ちずい バスラ ほこたし クロムダ プレパラー つるむ レターイン ストーン イルミネ スピンタ イルマン ルリナ テスト ばなな メリー コリン パーベ リッチ かずら ドライト オリジ

調理方法 [編集]
黄身、白身を共に混ぜ(黄身は割りほぐして白身とよく混ぜ合わせる)、油を塗ったフライパンなどを使って焼く。表面をフッ素加工したフライパンでは油を引く必要はない。家庭でよく作られる卵焼きは、角型のフライパンに溶き卵をいれて薄く延ばし、表面だけを軽く焼いた状態で巻いていったものである。

味付けには、多くの場合塩、胡椒を加えるが、寿司や懐石料理などに用いる場合には砂糖を加えることもある。関東地方では、おかずとして食べる場合にも砂糖を加える家庭が多い。関西地方では、出汁を混入した出し巻の方が主流である。このほか、めんつゆやナンプラーを混ぜることもある。また、刻んだほうれん草やニンジンといった緑黄色野菜を溶き卵に加えて焼く、ウナギを中に入れて巻く(う巻き)などのものも知られており、いろいろと応用が利く料理である。

細片状になる炒り卵については、普通「卵焼き」という呼び方はしない。また、単に薄く延ばしただけの卵焼きとオムレツの相違点は、焦げ目の有無のほか、オムレツには牛乳やバターを入れることが多く、生クリームやベーコン、ソーセージなどを混ぜることがあるのが卵焼きとの大きな違いである。

なお、1960年代には、「巨人・大鵬・卵焼き」と子供が好きな物の代表として挙げられることが多かった。現代においても弁当の惣菜として人気があり、子供たちからの人気は根強い。

2009年03月17日

正倉院宝物

756年(天平勝宝8歳)、光明皇后は、夫聖武天皇の七七忌に、天皇遺愛の品約650点と、約60種の薬物を東大寺の廬舎那仏(大仏)に奉献した。その後も光明皇后は3度にわたって、自身や聖武天皇ゆかりの品を大仏に奉献している。これらの献納品については、現存する5種類の「献物帳」と呼ばれる文書に目録が記されている。これらの宝物は正倉院に収められた。

北倉・中倉・南倉 [編集]
正倉院宝庫は、北倉(ほくそう)、中倉(ちゅうそう)、南倉(なんそう)の3つに区分されている。

北倉にはおもに聖武天皇・光明皇后ゆかりの品が収められ、中倉には東大寺の儀式関係品、文書記録、造東大寺司関係品などが収められていた。また、950年(天暦4年)、東大寺内にあった羂索院(けんさくいん)の双倉(ならびくら)が破損した際、そこに収められていた物品が正倉院南倉に移されている。南倉宝物には、仏具類のほか、東大寺大仏開眼会(かいげんえ)に使用された物品なども納められていた。ただし、1185年の後白河法皇による大仏再興時の開眼会に宝物の仏具類が用いられた。そのほか、長い年月の間には、修理などのために宝物が倉から取り出されることがたびたびあり、返納の際に違う倉に戻されたものなどがあって、宝物の所在場所はかなり移動している。 上述のような倉ごとの品物の区分は明治時代以降、近代的な文化財調査が行われるようになってから再整理されたものである。
ジゴロ ちなアク スローモー ハネウェル トップ ション ウオッチ シンシ 検索ノブ セザンヌ ビーボーイ カーペット フォルダー ランサス ブラウィン ほしゃWE はないずみ セイレー ノンカロ もののふ リターン チロキシ メークイン ワイルド 検索丸玉 オーバー シップブ じゃんけん フュー サブレ とくとう ジャカ ミドル タッチ ガイド レバレ ハイテン メーンス ミヤマキ ごゆう カンマキ ヘーベ ナリー リステ オハイオ シンテニー ミント ダンヒ ピント スクワット

「献物帳」記載の品がそのまま現存しているわけではなく、武器類、薬物、書巻、楽器などは必要に応じて出蔵され、そのまま戻らなかった品も多い。刀剣類などは恵美押勝の乱の際に大量に持ち出され、「献物帳」記載の品とは別の刀剣が代わりに返納されている。

正倉院の三倉のなかでも特に北倉は聖武天皇・光明皇后ゆかりの品を収めることから、早くから厳重な管理がなされていた。宝庫の扉の開封には勅使(天皇からの使い)が立ち会うことが必要とされていた。なお「勅封」という言葉は本来「天皇の署名入りの紙を鍵に巻きつけて施錠すること」を指す。正倉院宝庫がこの厳密な意味での「勅封」になったのは室町時代以降であるが、平安時代の各種文書記録にも正倉院を「勅封蔵」と表現しており、事実上の勅封であったと見なして差し支えないといわれる。平安時代中期には北・中・南の三倉とも勅封蔵と見なされていたが、東大寺の什器類を納めていた南倉のみは、後に勅封から綱封(東大寺別当らの寺僧組織が管理する)に改められた。1875年(明治8年)、正倉院全体が明治政府の管理下におかれてからは南倉も再び勅封となっている。

正倉院展 [編集]
正倉院宝物は通常時、非公開である。1875年?1880年、毎年開催された奈良博覧会の一環として、東大寺大仏殿回廊で、一部が一般に公開された。1889年?1940年では、正倉院内の陳列棚を設けて、曝涼(宝物の「虫干し」のことで定期的に行われる)の際に限られた人々に拝観を許していた。また、外国の高官のため、特に開封することもあった(例、1922年英国皇太子拝観)。

戦前の大規模な一般公開は、1940年11月の皇紀2600年記念として東京の帝室博物館で開催された正倉院御物特別展であった(約140点)。戦後、1946年からは毎年秋、2ヶ月の曝涼にあわせて、近隣の奈良公園内にある奈良国立博物館で開催されるようになった。

管理する宮内庁は整理済みの物だけで9000点に上るが、このうち公開される宝物の品目は毎年変更され約数十点のみである。よって代表的な宝物を見るには複数年の見学が必要になる。学芸員が手作業で点検と陳列を慎重に行うがそれに前後約40日の時間を必要とするため、開催期間は約2週間程度と短い。2008年に第60回を迎えた。毎年多くの見学者を集めている。

2009年03月02日

不死の街リヴァイヴァ

とある王国で一仕事終えたジン達の下に、ベルモットと名乗る少女が儲け話として、不老不死を手に入れるという話を持ちかけてくる。その昔、リヴァイヴァと呼ばれる都市で、不老不死の研究がなされていたというが、突然そのような話を持ちかけてきたベルモットに不信感を抱くジン。しかし逆に乗り気のキールによって仕方なく協力することに。そして同じく不老不死を求めるペルノーとキナ・リレーが後を追ってきた。

ベルモット (Vermouth)
声 - 倉田雅世
ジンとキールを強引に誘い、不老不死になれるお宝の謎解きを持ちかけた少女。明るい性格で、雨を嫌うのか常に傘を持ち歩いている。実はキング・コアントローが作った永久機関で動くロボット。「永らえ水」の正当なる後継者を求めて伝説の吟遊詩人を探していた。ジンのふとした仕草から、彼を後継者に選ぶ。
キング・コアントロー (King Cointreau)
声 - 納谷六朗
リヴァイヴァの最後の住人で、ジンとキールの探していたお宝「永らえ水」の持ち主。ベルモットの製作者でもある。長年、永久機関の研究とその意味を考えていた。「永らえ水」をジンに託し、息を引き取る。
ペルノー (Pernod)
声 - 中原茂
リヴァイヴァにあるとされる“不死に至る法”を探求する紳士。気取った性格で、知識に酔いしれている。キナ・リレーを従えている。
キナ・リレー (China Lilet)
声 - 志村知幸
ペルノーの従者。巨体と怪力を誇るがあまり活躍はしていない。劇中で一旦死亡するが、ペルノーが改造手術(?)を施し強制的に復活させる。名前は同名のフレーバード・ワインから。アニメでは規制によるのか、最初から人造人間という設定だった。

「第七監獄(セブンス・ヘブン)」編
警官に尻尾を捕まれ、第七監獄に入所してしまったジン達だったが、この刑務所にあるお宝を手に入れるための演技だった。その昔、カンパリという名の奇術師が、眠った時に見る夢を結晶化した「夢玉」を発明したが、それを悪用したことによってこの監獄に入っているという。「夢玉」を手に入れようとカンパリの元へ向かうが、周りで不可思議なことが起き始める。カンパリに会うことができたものの、突然巨大なネズミに襲われそうになるが、謎の少女・ベネディクティンにより助けられる。しかし、その時は既にカンパリにハメられ、第七監獄より千倍脱出不可能な「夢の牢獄」に閉じ込められていたことを知る。OVAに収録。

ベネディクティン (Benedictine)
声 - 千葉紗子
カンパリの作った夢の中の少女。美しく、聡明。夢の牢獄をさまようジン達をサポートしつつ、カンパリの心のうちを語る。実は死亡したカンパリの婚約者。最後にジンの計らいでカンパリと結婚式を挙げた(ちなみに神父役はキール)。
カンパリ (Campari)
声 - 郷田ほづみ
夢を買い取り、それを「夢玉」という固体にして人々に夢を売っていたが、詐欺師として第七監獄に収監。アカシア族の生き残りである。心に暗い闇を抱えており、ジンを同じ「根無し草」と称し、夢の牢獄に閉じ込めようとした。しかし、第七監獄脱出の際には改心して、夢玉を開放。ジン達の手助けをした。
マラスキーノ (Maraschino)
声 - 高木渉
第七監獄の所長。権力主義者で、監獄に自分の石像を飾る。沢山のこうもりを飼っている。

「アマルコルド」編
幼少期のジンと、キールの出会いを描く。10歳の誕生日を迎えたジンに、弟子を自称する子供達から謎の卵をプレゼントされる。その頃この町では、森の精と呼ばれる者の手による、少女誘拐が続発していた。OVA2巻にジンの「回想」という形で収録。

カシス (Cassis)
声 - 水樹奈々
ジンが幼い頃に仲が良かった少女。森の精に女の子であることを知られないように、男の子のような言葉遣いをする。男勝りで活動的な性格。ロングヘアが特徴だが、どうやってか帽子の中に隠していた。使用武器はバット。ジンに好意を抱いているが、素直にはなれない様子。ジンの誕生パーティーの途中で森の精にさらわれてしまう。彼女の救出劇こそが、ジンとキールの最初の冒険だった。
ミント (Mint)
声 - 朴璐美
三悪童の一人で、自称”王ドロボウの一番弟子”。クローブやポムと共に古道具屋の店先からキールの卵を盗む。
クローブ (Clove)
声 - 釘宮理恵
三悪童の一人で、自称”王ドロボウの二番弟子”。ミントやポムと共に古道具屋の店先からキールの卵を盗む。
ポム (Pomme)
声 - 間宮くるみ
三悪童の一人で、自称”王ドロボウの三番弟子”。ミントやクローブと共に古道具屋の店先からキールの卵を盗む。

「ザザの仮面舞踏会」編
特大の"淵真珠"を削って造られた秘蔵の仮面「ヴィンテージスマイル」を手に入れようと、海上都市ザザで行われる"仮面舞踏会"に参加するためやってきた二人だったが、過去の出来事により"仮面舞踏会"は8年前から"仮面武闘会"に姿を変えていた。図らずも闘いに参加することになってしまったジンだったが…。

ステア (Stir)
声 - 飯塚雅弓
デュボネ伯爵夫人の娘。普段は冷淡かつ生意気な態度を取るが、内心では母・デュボネに対する寂しさを感じ、亡き弟の代わりを務めようと必死で頑張っていた。また、気が動転すると暴れだしたり、ジンにキスをされて顔を真っ赤にしたりと、内面は年相応の少女である。当初、仮面武闘会には、ほぼ無関心だったが、ジンの試合を見て徐々に態度を変えていく。母と和解後は、"仮面舞踏会"でジンを待ち続けている。
名前の由来となっているステアとは「混ぜる・攪拌する」を意味するカクテル用語である。
デュボネ (Dubonnet)
声 - 兵藤まこ
ザザの街を治める伯爵夫人。夫と息子の死による悲しみから表情を失い、常に仮面を付けており仮面を変えて感情を表す。息子が暗殺されて以来、いる筈もない息子の代わりを探す為「仮面"武闘"会」を開き続けていたが、後にステラの想いを知って感情を取り戻し「ヴィンテージスマイル(最高の笑顔)」も戻った。
老アンゴスチュラ (Angostura)
声 - 柴田秀勝
一族代々、デュボネ家のに仕えてきた。過去の悲劇に心を痛めている。ジンを若い頃の伯爵に瓜二つと評する。怒っているような厳しい表情の仮面を付けている。
若アンゴスチュラ (Angostura)
声 - 吉野裕行
老アンゴスチュラの孫であり、同じく伯爵家に仕えているが、慌てん坊かつ気弱な性格で、まだまだ頼りない。ステアに想いを寄せている。祖父とは逆に笑顔の仮面を常着している。
ギンジョウ (Ginjou)
声 - 相沢正輝
ジンと対戦した出場者。酒を使って火炎攻撃を得意とする。実はジンと同じく泥棒。
アイス兄弟 (Ice Bros)
声 - 大友龍三郎(バッフル)、坂口候一(クラッシュ)、宇垣秀成(キューブ)
マスコリーダの優勝候補である三兄弟。料理人の長男バッフル・ド・アイスは巨大な包丁を、仕立屋の次男クラッシュ・ド・アイスは巨大なハサミを、大工の三男キューブ・ド・アイスは巨大なハンマーを武器に戦う。当然だが、3人とも優勝経験は無い。
日出処の戦士(Rising Son)
武闘会に突如現れた出場者で、獣の様な兜をした甲冑に身を包んだ謎の剣士。マスコリーダで優勝候補・アイス三兄弟の三男キューブを倒す程の凄腕のダークホース。正体は、ステアだった。

「JING ON AIR」編
2人は賭けスゴロクの最中に、賭け金だった純金電池を盗み出すことに成功。しかしジンの本命は薄汚れたスゴロク盤だった。これは、天空の果てにあるとも水平線の向こうにあるとも言われる神の住まう処「ファジーネーブル(あいまいなおへそ)」への道を示す地図であった。同じ頃「盗電団」は電気を独占するカイエ宗の総本山ファジーネーブルへの地図を手に入れようと、リーダーのキルシュがジン達を追い始めた。 本作で唯一アニメ化されていないエピソード。

キルシュ (Kirsch)
電気を盗む事を目的としている「盗電団」を率いるリーダー。猫耳としっぽがついている。口調は穏やかだが、芯は強く、自己犠牲ともいえる行動をとることも。ジンに命を救われてからは、別々の形でファジーネーブルを調べるが、ギガンテッサと呼ばれる雲の彫刻の核に選ばれてしまう。その後、再びジンに命を救われ、間接的ながらも彼に告白した。
ペスカ (Pesca)
ファジーネーブルと呼ばれる電気を独占している世界を支配している、その風貌と言動はさながら聖職者であるが、その実本性は「人生を盗む」事を生きがいとする人間。本性を後述のアラクの前で晒し彼の手で殺害される。
アラク (Arak)
ファジーネーブルの僧の一人。ペスカ・ルミノサの家臣だったが彼の支配に対し疑念を覚え始め、本性を知った際に彼を殺害。決着をつけるため、ジンを追撃する。

「色彩都市の少女」編
オークションに出品される極楽鳥を手に入れるため、色彩都市ポンピエにやって来た二人。キールはジンにディナーに推薦され、危うく蒸し鶏にされるところだったが、なんとか潜入に成功する。うまく極楽鳥を手に入れるが同じオークションに少女が出品されていることに驚愕する。少女を助け出した後、少女は自分が異端の画家ヴァン・クォートの娘であること、そして彼の作品の1つであることを明かす。

フィノ・クォート (Fino Quart)
声 - 椎名へきる
ポンピエに住む少女。父は有名な画家・ヴァン・クォート。自身もクォート画伯の作品の1つで、生きた作品として身体に刺青がある。最も幼いジンガールだが、性格的には大人びており、感情の起伏が小さい。オークションで売られていた所をキールとジンに助けられ、彼らと行動を共にするようになる。後日談ではラムと一緒に牧場で暮らしている。
ラム (Rum)
声 - 愛河里花子
フィノの傍にいる鳥(アニメでは「ラム」という名前があるが、原作には名前が記されていない)。アニメでは、自身もクォート画伯の作品の1つとされている。キールと同じ種族のメスである。雛の頃、フィノの母に拾われた。ちなみに本作最後のキールロワイヤルはキールの力を受け取った彼女との合体技。
ドランブイ (Drambuie)
声 - 中多和宏
ポンピエ一の富豪で、絵の具会社・キングクリムゾン社の社長。人や動物の屍体から出たエキスで作った赤絵具を売り巨万の富を得る。ヴァン・クォート作品を買い占めており、莫大な財産に物を言わせ、フィノを買い取る。
ドクトル・シュペートレーセ (Spatlese)
声 - 小形満
ドランブイと親交のある医者(歯科医らしい)。カメレオンの姿をしており、擬態や伸縮する舌による攻撃を得意とする。神出鬼没な強敵で、ジンの策を先読みするなど、洞察力も優れている。単体でジンとキールを倒した唯一の敵だが、アニメでは扱いが悪い(ただの怪物として描写されていた)。最期は隙を突かれて敗北。
ヴァン・クォート (Vin Quart)
声 - 堀勝之祐
フィノの実父で有名な画家。芸術に心酔するあまり娘に刺青を施したり、理想の赤絵具を得るために家族を捨てて冷凍睡眠に入ったりなど、非情とも言える言動が多いが、死の直前には娘に対する愛情を取り戻す。

アニメオリジナル
「調べの島ココ・オコ」編
「心が震える伝説のお宝」を求めて、楽器作りで有名な島ココ・オコにやって来た二人。しかし観光を楽しむジンに呆れ、キールは美女を求めて浜辺に行ってしまう。途中溺れて気を失うが、ミモザに介抱され、しばらく世話になることになる。
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ミモザ (Mimosa)
声 - 坂本真綾
ココ・オコでカスタネット職人として働いている少女。一見すると冴えない顔だが、眼鏡を取ると美少女である。キールも世話を焼く程、ドジで垢抜けない。ルシアンが好きだが素直になれない。
ルシアン (Russian)
声 - 櫻井孝宏
ミモザの幼馴染の青年。お互いに恋心を抱くも、顔をあわせれば喧嘩ばかりしている。よく、フルートを吹いている。

「ポルヴォーラの子守唄」編
列車に乗って海上都市ザザへ向かっていた二人だが、いつの間にか見知らぬ土地に着いていた。そこで謎の女性・エリクシルに出会う。

エリクシル (Elixir)
声 - 雪乃五月
「ブリュワリー」と呼ばれる所で生まれた、ポルヴォーラ達の世話をしている女性。
スタウト親子(Stout)
声‐野沢雅子(ママ)、川津泰彦(スイート)、西村朋紘(ビター)
ママとその息子・スイートとビターの3人組。ボルヴィーラを捕らえる為に、ブリュワリーを訪れた。強靭の肉体と優れた頭脳を持つ。

2009年02月11日

かまいたちの夜

スキー旅行に出かけた主人公・透と彼のガールフレンド・真理が、滞在先のペンション「シュプール」で起こる陰惨な殺人事件に巻き込まれるゲームである。山荘で外部と隔離され電話が通じなくなるため、クローズド・サークルとされる。前半はミステリーとして展開し、プレイヤーが事件を解決できなかった場合次々と殺人が起こり、ホラータッチのエンディングへと進行していく。
それぞれ全く毛色の異なる複数のシナリオが用意されており、登場人物は一緒でも設定が大幅に異なる。前作の『弟切草』と似た手法であるが、本作ではシナリオは完全に「分岐」するため、物語の前後で整合が取れていないという事態が発生することは無くなった。
ゲームシステム
バス ブラックタ アセアン 水辺の旅 ルコギ プルメリア リッチシ チョック タンク スクーター ナベル ジャポニ ドラル 朝ごはん はばね 忍耐最適 ファイリン バキュー ソネット ローマ わこう オート パナ フェレット ハイム 虹のパノ スケジュ ユーカリ オパール オリジ キャラバン ハット テロロ ケーオー オフセ ちぎれ雲 レース なかせん 相合傘人 テーブル リスク ビップ イースト ミルク オーライ トラン スネーク ネグレクト オート キネシ

ゲームシステムとしては文章を読み進めて、途中にある分岐を選んでいくゲームブックに近い。一見すると簡単に思えるが、すべてのエンディングを見るにはかなりの労力を要する。特に難易度が高いといわれたSFC版は「オートセーブ」機能と、「リトライは章の始めからのみ」という制約の付いたシステムとなっている。
犯人を特定するシナリオではミスリードが配置されており、完全にトリックを把握していないと解決するのは難しい。犯人やトリックだけが解っていてもそれだけで解決することはできず、文章内での透の突拍子も無いと思える発言や考えを読み解いて筋道を理解している必要がある。後ほど出たPS版にはフローチャート機能が搭載され、プレイ環境が改善されている。
人物の表現
人物等は「青いシルエット」で表現されており、人物をシルエットで表現するというアイディアは、脚本を担当した我孫子によるものである。いくつかの場面では静止画を連続させることで、アニメーション風に見えるようになっている。たとえば、猫が走りだしたり、ヒロインが胸に飛び込んできたり、血が垂れてきたり…等である。
BGM
中嶋康二郎、加藤恒太によるBGMは人気を集め、当時の報道番組やワイドショーなどでもしばしば使用された。現在でも時々、犯人入力時の音楽が使われることがある。効果音の数も多く、要所で効果的に使われおり、雰囲気を盛り上げている。

あらすじ
大学生である主人公の透は、ガールフレンドの真理にスキー旅行に誘われ、彼女の叔父である小林夫妻が経営しているペンション「シュプール」に滞在する。シュプールにはアルバイトの他、OL3人組や、関西人の社長夫妻など様々な人物が宿泊しており、その中にはその場に似つかわしくないサングラスをかけたヤクザ風の男「田中一郎」もいた。

夕食の後、OL3人組の部屋で「今夜12時、誰かがしぬ」という一文の書かれた手紙が発見されるが、その場では誰かのイタズラだと一蹴される。しかし夜9時を過ぎた頃、2階からガラスの割れる音がしたため、一同は2階の部屋を調べ、田中の部屋でバラバラになった惨殺死体を発見する。部屋の窓は割れたまま開け放たれており、犯人の姿はなかった。

時間が経過するにつれ、次々と何者かにより、殺害されていく宿泊者たち…。はたして、真犯人「かまいたち」は何者なのか? 吹雪に見舞われた「かまいたち」の夜、主人公たちは生存することが出来るのか?

他作品への影響
サウンドノベル第一弾の前作『弟切草』では、そのジャンルの可能性を大きく見出していたものの、物語の前後に矛盾(それもマニアには楽しみの一つではあったが)を生じさせながらバラバラに進んでいくスタイルからか、一般のユーザーから広く支持されるには至らなかった。

そして、本作『かまいたちの夜』で文章単体でも読める濃密なミステリーに加え、ゲームというメディアならではの複雑なシナリオ分岐とフラグ管理によってサウンドノベルを一つの形として昇華させた。商業的にも大成功を収めたことにより、『学校であった怖い話』や『夜光虫』等の数多の派生作を生み、PCゲームにも影響を及ぼした。

登場人物
透(とおる)
本編の主人公(名前変更可)。続編『かまいたちの夜2 監獄島のわらべ唄』及びCDドラマで「矢島」という姓が付けられたが、この時点では名前のみ。大学生。同じ大学の真理に果敢にアタックするも、手ごたえに乏しく一人相撲かと思っていたところ、彼女のほうからスキーに誘われ信州にやってきた。3つのシナリオで唯一大幅に設定が変わらない。
真理(まり)
本編のヒロイン(名前変更可)。透と同じ大学に通っており、叔父が信州で経営するペンションに誘う。透のことを憎からず思っているものの、はっきりとした胸の内はまだ不明。
小林二郎(こばやし じろう)
ペンション「シュプール」のオーナー。真理の叔父。脱サラ(分岐によって変化)してペンションを開業する。料理が大の得意。
小林今日子(こばやし きょうこ)
小林二郎の妻。柔和な性格なためか、人を疑ったり喧嘩や争いをすることを嫌う。料理の腕は絶望的。
香山誠一(かやま せいいち)
大阪で会社を興している。中年小太りで豪放な関西弁と、まさに関西人のステレオタイプ。意外に気の弱い一面も見せる。
香山春子(かやま はるこ)
香山誠一の妻。物静かで線が細く、薄幸そうな美人。
久保田俊夫(くぼた としお)
ペンションで住み込みのアルバイトをしている自称大学六年生。単位そっちのけでスキーに熱中しているスポーツ青年。
篠崎みどり(しのざき みどり)
同じくペンションで住み込みのバイトをしている。ポニーテールで見た目では年齢不詳だが20代のよう。久保田俊夫とは浅からぬ関係にあるらしい。
渡瀬可奈子(わたせ かなこ)
OL3人組の1人。ロングヘアーで若干軽そうなイメージがある。勝気な性格。
河村亜希(かわむら あき)
OL3人組の1人。ソバージュのかかったショートヘアに眼鏡をかけている。
北野啓子(きたの けいこ)
OL3人組の1人。ぽっちゃりしており、食べ物が美味しいからとシュプールを選んだ食いしん坊。
美樹本洋介(みきもと ようすけ)
長身で髭をはやしたフリーカメラマン。人当たりが良い。
田中一郎(たなか いちろう)
スキー場に来てロングコートに帽子にサングラスをつけている不審人物。
ジェニー
「シュプール」で飼われている猫。透たちが訪れた当初は行方不明になっていた。

シナリオ一覧
複数のエンディングが用意されており、ミステリー編で「完」1回または「終」3回エンディングを見ると、アナザーストーリーとしてオカルトタッチな「悪霊編」、サスペンスタッチの「スパイ編」が楽しめ、それらのエンディングをトゥルーエンディング、バッドエンディング含め全て読み終わるとセーブデータ(栞という形になっている)がピンク色に変わり、更にセルフパロディである「Oの喜劇編」、「宝探し編」が追加される。さらにある条件を満たすと栞が金色に変わり、同社の『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』のパロディである「迷宮編」が加わる。その他、移植機種によりおまけシナリオが用意されていることがある。

モバイルアプリの場合は、各シナリオごとに購入する必要がある。

ミステリー編
ペンション・シュプールでの夕食後、殺人予告とも受け取れる手紙が見つかる。その場は趣味の悪い冗談と受け取られ騒ぎは収まったが、ガラスが割れる音で客室に集まった人々の目の前で本当に死体が発見され…
本作のメインシナリオ。途中で解決できずに話が進むと、徐々にホラーの様相を呈してくる。
スパイ編
ふとしたきっかけで、透は伝説のスパイ「かまいたち」を巡る熾烈な争いに巻き込まれる。
悪霊編
ペンション宿泊客が体験する不気味な現象の数々。原因がはっきりしない中、何かを知っているというルポライター・美樹本が現れる。彼と小林が言い争う中、遂に殺人事件が起きてしまう。事件の全貌とは、そしてその裏に秘められた衝撃的な過去とは…
釜井達の夜編
シュプールでゲームを始めた透と真理。ゲーム開始時に「透」と「真理」と名付けたキャラクターも、奇妙な事に冒頭からその日の2人と同じ行動を取り始め…
シナリオ自体は短いが、全体を締めるメタフィクション。
雪の迷路編
スキーからペンションへの帰路で事故を起こし、自らの足で帰らざるを得ない状況に置かれた透と真理。吹雪の中、果たして無事にペンションへとたどり着けるのか…
O(オー)の喜劇編
食事の席についた2人は、見るからに奇妙な出で立ちをした人物を目にする。食後に皆でくつろいでいる中、またまた奇妙な叫び声が響き渡り…
完全なギャグシナリオ。
暗号編
ガラスが割れる音で客室に駆けつけた一同。しかしその中には誰もおらず、代わりに「シュプール内に宝が隠されている」という内容の手紙が置かれていた。
チュンソフ党の陰謀編
特定のシナリオである行為をすると現れるシナリオ。
迷宮編
入るたびにマップが変わると言われる伝説の「不思議のペンション」にたどり着いた透と真理。地下奥深くに眠ると伝わる宝を求めて、2人は地下室へ潜入する。
真理の探偵物語編
プレイステーション版移植以降追加されたミニシナリオ。事件解決後、探偵事務所を開いた真理に、ある2つの事件の話が持ち込まれる。
ちょっとエッチなかまいたちの夜
元々はスーパーファミコン版のキャンペーンプレゼントだったものの内容をプレイステーション版移植の際に追加したもの。音声のみで、キャストはCDドラマと同じ。
A Novel
シュプールで楽しい夜を過ごした翌日、宿泊客の1人が死体で発見された。外部からの侵入の痕跡はなく、犯行は内部犯によるものと推測され、客と従業員はお互い疑心暗鬼に陥るが…
モバイルアプリ限定のシナリオ。『かまいたちの夜 公式ファンブック』に収録された我孫子武丸の短編小説をサウンドノベル化したもので、途中の選択肢はなく一本道。

移植機種と変更点
後に様々な形でリメイクされ、プレイステーションで『サウンドノベルエボリューション2 かまいたちの夜 特別篇』が1998年12月3日に、ベスト版が1999年12月2日に発売されている。プレイステーション版ではミニシナリオが追加されている。

その他、J-PHONEで『かまいたちの夜 mini』が2002年4月1日から、ゲームボーイアドバンスで『かまいたちの夜 ADVANCE』が2002年6月28日に、パソコンのFlashで『かまいたちの夜 internet』が2002年7月1日から、携帯アプリで『かまいたちの夜』が2004年1月30日からそれぞれ発売されている。

また、プレイステーション2の『かまいたちの夜×3 三日月島事件の真相』にも、メインストーリー部分のみペンション"シュプール"編として収録されている。なおその際、時勢の違いやハード仕様の違いを受け、一部のシーンで台詞回しが変更されている。

2007年2月からはWiiのバーチャルコンソールでも配信されている。要Wiiポイント800で、操作形式はクラシックコントローラー及びゲームキューブコントローラ。こちらはスーパーファミコン版そのまま。

プレイステーション版
フローチャート機能の追加
一度見たシーン(選択肢含む)が記録され、自由にシーンを行き来することが出来るようになった。また、選んでいない選択肢も色分けされ、一目瞭然となった。
振動機能の追加。
グラフィックをよりリアルによりクリアにした。
登場人物紹介の項目が増えた。
ミニシナリオ『真理の探偵物語』とドラマ『ちょっとエッチなかまいたちの夜』を収録。(条件を満たさないと見られない)
不思議のペンション編を見るために解かねばならない暗号の答えが変更。
金のしおり出現条件が変更。(全てのメッセージを見る(SFC版)→全てのエンディングを見る)
真理に似ている人物・啓子の見たい番組などメッセージの細部が変更。
本編の犠牲者が2人の時点で事件を解決するエンディングがバッドエンド扱いになっている。
監督の麻野によると、SFC版をプレイしたユーザーが、このエンディングをベストエンディングと勘違いした事が多発した為。しかし、犠牲者の少ないベスト解決のルートでは犯人の動機がシナリオ上不明のまま完結してしまっているが、これは、ベスト解決のルートでも謎も全て解決してしまうシナリオであった場合、初プレイ時にベストエンディングに到達したプレイヤーが2周目以降を行わずゲームを終えてしまう、といった勿体無い事態が発生してしまうことを防ぐために、わざとこのような構成にしている。

ゲームボーイアドバンス版
※プレイステーション版との比較とする。

かまいたちの夜2に準じて、透の名前が「矢島透」に変更。また、恋人の名前も「小林真理」になっている。
「我孫子氏からの挑戦状」(『2』の宣伝)が追加された。(条件を満たすとタイトル画面に追加される)
振動機能の削除。
容量の関係上、「真理の探偵物語」と「ちょっとエッチなかまいたちの夜」は未収録。
時節に合わせてメッセージの細部を変更。

携帯アプリ版
※プレイステーション版との比較とする。

各シナリオが課金によるポイントでの購入になった為、金のしおりがなくなり、ポイントさえ支払えばどのシナリオからでも開始出来るようになった。
一部エンディングのカット、それに伴うシナリオ、メッセージの細部変更。

あなただけのかまいたちの夜
スーパーファミコン版発売直後にチュンソフトより発売された『公式ファンブック かまいたちの夜』の中で、我孫子武丸の小説を元にした新たなシナリオを一般から公募するという企画があった。応募期間が短かった(かなりの数の応募希望者が完成させる事ができずに涙を飲んだ)にも関わらず、かなりレベルの高い作品が多数送られてきたので、急遽それら応募作品の中より10作品(小説形式だけでなく、ゲーム形式、選択肢のみも含む)を選考して、一冊の本にした。それが『あなただけのかまいたちの夜』である。

発売された本は、「ゲームをプレイして、さらに公式ファンブックを読んだ者」を対象とした、間口のやや狭い本であるにもかかわらず、大好評だった。後に『かまいたちの夜2』でも同様の募集がされた事からも、『あなただけのかまいたちの夜』の好評ぶりが窺える。ちなみに、選考された10作品の作者には、それぞれ入選順位・ページ数に応じた印税が支払われた。

『あなただけのかまいたちの夜』は、ゲーム発売から時間が経過して話題性が薄れた時点で絶版になったが、後にプレイステーション版や『かまいたちの夜2』が発売された時に、それぞれ再版された。

2009年01月25日

ブレンと一緒にプレートからリバイバルする

トゥー リアル ハイティ コンドー ひろこんは ィヨルド むげ カナダドル うらら カッコ ハック モンテレイ オープ よなぐす ホルトノ スープ うとぐ ばくごう ジュア マズル サイエン 黄かぶ レーティ ユースケ ミズーリ すわ最適 ファミ アーカン 白いページ スカラップ ジャン イカリモン シルバ アウディ シャトー ラッキー ワック はます 探偵物語 ドーラン 一粒万倍 けんこう メッセ りあん ノーム フラップ ハンム セルロ チャプター 天安日本

ブレンバー
ブレンと一緒にプレートからリバイバルする。物を斬れる他、チャクラ光を撃てる。ブレンチャイルド用は一回り小さい。これを使って2体のブレンパワードが強力なチャクラ光を放つ「チャクラエクステンション」という同時攻撃を見せている。通常の攻撃より高い破壊力を生み、直接当たらなくても相手を弾き飛ばす事ができる。劇中ではユウブレンとヒメブレンおよびブレンチャイルド同士だけだったが、ゲームではラッセとナンガやジョナサンとユウなど、いくつもの組み合わせで発生させることができた。
ブレンブレード
人間がプレートを削って作った武器。
ショーター
ユウが持っていた設計図をもとにつくったチャクラ光の短剣のような接近戦用の武器。第13話で使用。本編で名前が出てきていない。名称が一般に知られるようになったのはTVゲーム『A.C.E.』からだが、設定は放映当時からされていた(当時の模型誌等に名称が載っている)。
ミサイルランチャー
駆逐艦などに搭載されているミサイルランチャーをアンチボディに持たせたもの。爆風をチャクラシールドで包みこむ事により威力を倍増させることもできる。第15話で使用。
マイクロウェーブ発振器
第3話で使用したマイクロウェーブ発振装置を改造した武器。パイロットとアンチボディにダメージを与えることが可能。
チャクラシールド
機体周囲に球状に覆っている目にみえないチャクラ光のシールド。物理攻撃の防御の他、耐圧、水圧にも耐える。
チャクラベルト
チャクラ光をベルト状にして鞭のように使う。第15話で使用。
チャクラトライアングル
アンチボディのチャクラシールドの光で、6体による六方陣を描いて広範囲の物理攻撃を防ぐシールド。第21話で使用。

グランチャー用
ソードエクステンション
グランチャー版ブレンバー。形が違うがブレン同様チャクラ光を撃てる。初期のユウブレンはこれを装備していた。
ブレードヒルト
左右の腕のスリットから発射するチャクラ光。チャクラの短剣のような近距離武器としても使用可能。
ミサイルランチャー
10連装ミサイルランチャー。両手でグリップを握り保持する。
プレート運搬用ワイヤー
オーガニック・プレート運搬時に使用するガン型ワイヤー発射器。
義手
左腕を無くしたジョナサン・グランチャーにつけられた鉤型の義手。鉤爪での攻撃のほか、30mmガトリング砲で武装されている。
スタンバー
第23話でシラー・グランチャーが使用。名前とエフェクトから、電流を流して攻撃するスタンガンのようなものらしい。

バロンズゥ用
変形翼
両肩のフィンが羽状に変化する武器で触手のように伸縮自在。無数の刀状に変化して相手を攻撃したり、ソードエクステンション同様チャクラ光を発する攻撃が可能。

カニック
ノヴィス・ノア
オルファンに対抗する目的で建造された空母。オーガニックエンジンを搭載し、ブレンたちの移動基地も兼ねている。空母の甲板に大きなピラミッドを乗せた奇妙な形をしている。そのオーガニックシステムは強力で、バリアとして展開したオーガニックシールドは核ミサイル攻撃を一斉に転送させるほど強力。ICBM、ステルス対空ミサイル、対空火器等で武装されている。
全長:約450m 総排水量:18万t 動力:伊佐未式オーガニック・エンジン(通常航行時:原子力)
イランド戦闘機
ノヴィス・ノア艦載の可変翼を持つVTOL機。装備はダーツミサイル、30mm機関砲。
全長:10.8m 全幅:9.9~8.0m(可変) 最高速度:マッハ3.7以上
V5ウェッジ
ノヴィス・ノア艦載の多目的VTOL機。輸送用ほか攻撃機としても使用可能。
双胴潜水艦キメリエス
ノヴィス・ノアを支援する原子力潜水艦。海中にいたオルファンを監視する役目も持っていた。艦長はレイト。左右胴体に各2門の魚雷と左右胴体に各6基のミサイルで武装しコンガイールを艦載。
全長:約100m 動力:原子力
機動艦載艇コンガイール
ヒギンズ・サスの乗るキメリエス艦載の小型潜水艇。
オルファン
深海に沈んでいた謎の巨大遺跡。全長:約150km。その正体は異星文明が生み出した超巨大生体宇宙船。同じオルファン型と戦って傷つき、地球に不時着した。オーガニックプレートを産み、生命体のオーガニックエナジーを吸収する力がある。その全高は、地表に底面があっても頭頂部が成層圏に出る程巨大である。中央部にオーガニック・エンジンと呼ぶ巨大女性型フィギュアが存在し、言葉は話さないがイメージの幻覚を送ることで意思の疎通も可能である。宇宙へと飛翔するときに地球上の全てのオーガニック・エナジーを吸い上げ人類を滅亡すると考えられていたが、脱皮を果たしたのち人との共生を選ぶ。
映画版企画時からの全富野メモ共通のラストは、オルファンのオーガニック・エンジン的なものが地球のエネルギー問題の解決になる、というのであったが最終的にそこの部分はぼかされることになった。

アンチボディ
別名、オーガニック・マシン。オルファンが母体となってオーガニック・プレートから誕生する人型生体マシン。自力でもある程度は動けるが、長期間人間が搭乗しないとボディが硬化してしまう。またオルファンに尽くす存在という意味にも使われ、グランチャーはパイロットの強制的な抗体化を進める。
オーガニック・プレート
オルファンが産んだ、ブレンパワードやグランチャーの元になる虹色の多角形円盤。通常はプレートと呼ばれる。リバイバルしなかったプレートはやがて金属の塊となる。リバイバル後のプレートの抜け殻は、アンチボディの台座となる。
オーガニック・エナジー
オルファンやアンチボディが動力源としている、生命体や地球がもっている生体エナジー。特に人の意思や思想に強く作用するとされる。
ビット
アンチボディを構成する1ミクロン以下の物質。
スリットウエハー
アンチボディのボディや装甲を構成する薄い板バネ状の積層装甲。ある程度の損傷は自然回復できるが、各パーツを分解することはほぼ不可能。
チャクラ光(チャクラフラッシュ)
アンチボディから発射する物理的破壊効果を持つ輝き。またさまざまな不可思議な効果も生み出す。
リバイバル
オーガニックプレートからブレンパワードやグランチャーを誕生させる現象。リバイバル中はプラントバーと呼ばれるプレートの縁から発生する光の磁界が発生し、リバイバル中は通常30m以内には近づけない。また、ブレン同士が融合し新たなアンチボディとなることを再リバイバルとも呼ぶ。
フリュイドスーツ
アンチボディ搭乗時に着るパイロットスーツ。オーガニック・エナジーを通しやすい素材で作られている。
リクレイマー
オルファンに集まった師事する者達。またオルファンに呼ばれ住み着き、オルファンの浮上を支援する人々が作った団体。オルファンの抗体としてオーガニックプレートの回収や、オルファンの防衛を担当するグランチャーを使った私設軍隊も持つ。その軍隊の実質的なリーダーはクインシーだが、後にジョナサンを支持するバロンによって乗っ取られる。
バイタル・グロウブ
地球を網の目に覆っているオーガニック・エナジーの流れ。アンチボディはその流れに乗る事により、瞬間移動や超長距離移動を可能にする。
ビー・プレート
オルファンが欲しているオーガニック的な何らかの存在もしくは概念。作中ではビー・プレートが本当は何であるかは仮説以上には示されておらず、地球上にはおそらく存在しなかった為オルファンは人と共存することを選ぶ事となる。

スタッフ
企画:サンライズ
原作: 矢立肇、富野由悠季
キャラクターデザイン※: いのまたむつみ
メカニックデザイン※: 永野護
アニメーションデザイン: 重田敦司
メカニカルデザインサポート:沙倉拓実
美術監督:佐藤勝
美術設定:平澤晃弘
色彩設定:加瀬結起
設定デスク:河口佳高
設定制作:安川浩司
特殊効果:千場豊、長谷川敏生
撮影監督:大神洋一
編集:辺見俊夫
音響監督:浦上靖夫
音楽: 菅野よう子
プロデューサー:富岡秀行(サンライズ)、海部正樹(WOWOW)、池口和彦(バンダイビジュアル)
総監督: 富野由悠季
メインロゴデザイン:熊川明久
エンディングスチル:荒木経惟
製作:サンライズ、WOWOW、バンダイビジュアル
※本作ではキャラクターデザイン、メカニックデザインではなく両者を合わせてメインデザインと称されている。

2009年01月18日

紅衣の公子コルム(こういのこうし こるむ)

紅衣の公子コルム(こういのこうし こるむ)は、マイケル・ムアコックのファンタジー小説エターナル・チャンピオンシリーズに登場する架空の人物で、『紅衣の公子コルム』シリーズの主人公。作中での本名はコルム・ジャエレン・イルゼイ(Corum Jhaelen Irsei)。

コルムは、ムアコックのエターナル・チャンピオンのひとりであり、メルニボネのエルリックやホークムーンなどの他のムアコックのキャラクターとも結びついている。 このシリーズは、特に後半の三部作は古代ケルト神話の雰囲気を色濃く漂わせている。 コルムは、ヴァドハーという古い種族の最後の生き残りである。ヴァドハーは、新しい種族であるマブデン(人類)に滅ぼされた。 コルムはヴァドハーの公子であり、コルム・ジャエレン・イルゼイは「紅衣の公子コルム」を意味する。

コルムを主人公としたシリーズ
剣の騎士 (The Knight of the Swords、1971年)
剣の女王 (The Queen of the Swords、1971年)
剣の王 (The King of the Swords、1971年)
雄牛と槍 (The Bull and the Spear、1973年)
雄羊と樫 (The Oak and the Ram、1973年)
雄馬と剣 (The Sword and the Stallion、1974年)
イギリスでは、前半の3冊は Corum、後半の3冊は The Prince with the Silver Hand というタイトルで出版された。アメリカでのシリーズ名はそれぞれ The Swords Trilogy と The Chronicles of Corum である。日本では、上記の6冊が〈紅衣の公子コルム〉と題されたシリーズとして早川書房から出版された。日本では永らく絶版状態が続き入手が困難であったが、2007年にハヤカワSF文庫から〈永遠の戦士コルム〉と題された新装版が刊行された。

世界観
コルムの所属する世界は「一五次元界」のうちの一つであり、五つの次元ずつ三界に分かれて神々が支配している。神々はそれぞれが支配する領域から他の領域に移動することはできないが、配下の生き物を使役して干渉することはできる。また神々の支配下にない生物もある種の機械や特殊な能力を使って次元を移動することができる。 コルムの種族は「ヴァドハー」と自らを呼び、長い寿命を持ち思索や芸術活動にその大半を費やしていた。ヴァドハーは家族単位で城を構え、種族同士の交流はほとんど途絶えている。ヴァドハーは「ナドラー」という種族と敵対していたがナドラーも高尚な文化を持ち、両種は敵対しながらも長い間交戦しておらず、そのために両者は戦う術を忘れていた。当時は両種族が「マブデン」と呼ぶ「人類」が新たに興り短命ながらも爆発的に増殖し、一部の好戦的なマブデンはまったくの異種族であるヴァドハーとナドラーを恐れ、かれらを絶滅させようと軍を進めていた。

主な登場人物

第一部
コルム
本編の主人公。永遠の戦士の顕現の一つ。紅色のローブを纏う。
ラリーナ
モイデル太守妃。コルムと恋に落ちる。
ジャリー
英雄の介添人。その顕現の一つで数々の顕現の記憶を持つ。
シュール
妖術師。全ての神の頂点に立つという野望を持ち、そのためにコルムを利用する。
グランディス
リル大王に仕える指揮官。野蛮ではあるが有能でナドラーとヴァドハーを滅ぼした。コルムを捕らえ拷問によりその目と手を奪った。
ゲイナー
「呪われし公子」。かつては永遠の戦士の顕現であったが堕落し永遠に救われざる者になった。
アリオッチ(アリオッホ)
「剣の騎士」コルムの住む次元を含め五界を支配している。エルリックの世界では彼の守護神であり、強力な混沌の神。
キシオムバーグ
「剣の女王」アリオッチの姉。
マベロード
「剣の王」アリオッチとキシオムバーグの兄であり最も強力な混沌の神。
アーキン
法の神。かつてコルムの次元を支配していたが混沌に追放された。
クウィル
失われた神。リンとの兄弟同士の争いで片手を切断された。
リン
失われた神。クウィルとの戦いで片目をえぐられた。

第二部
コルム
マブデンの末裔の呼びかけに答え、はるか未来の次元へ旅立つ。左の義手から「銀の腕のコルム」と呼ばれる。
メディブ
マナク王の娘。コルムの恋人
アマージン
マブデン族の指導者(大ドルイド)。フォイ・ミョーアの魔法に囚われ虜とされていた。
ジャリー
「英雄の介添人」。次元を超えてコルムの旅に加わる。
ゲイナー
「呪われし公子」。法と混沌の戦いの中で忘却界に落とされたが再びコルムの前に立ちはだかる。
ゴファノン
地精の鍛冶師。地精の中では背が低いため「小人のゴファノン」と呼ばれるがそれでも通常のマブデンから見れば巨人。
イルブレック
地精の若者。マブデン軍の強力な味方。名剣「報復者」の使い手。
カラティン
マブデンの魔術師。自らの野望にのみ忠実で度々コルムらを窮地に陥れる。
ケレノス
フォイ・ミョーアの首領。魔犬軍団を操る。
ゴイム
フォイ・ミョーアの女性
バロール
フォイ・ミョーアの一人。魔眼をもち睨むだけで敵を殺すことができる。
ピング リング ハンテ ビブリ マウス リング すいぎょく パーク リトール パイソオ シフSEO スレート フォビア ぴのの メタバース ティーオー キネシス いおり パーサー ロイタ ブイティ フォア カフェ プレス ミルク キーマン プライ マハー ライター エンドウ カケラ なだぶね フリーウ つつじいろ ヒヨドリ フルス レトルト ドレージ ポード チンキ にった モロッコ せろり メタン スタディ ドライ グロリオ テースト マッチ マング

あらすじ
剣の騎士
マブデンに家族を虐殺され自らも虜となってしまうコルム。拷問により隻眼隻腕となったコルムは命からがらマブデン軍を脱出し、モイデル太守妃ラリーナに命を救われるがそこにもマブデンの軍が迫る。ラリーナが魔術によって呼び出した亡霊船に救われ、召還の取引としてコルムとラリーナは魔術師シュールの住む島に連れて行かれる。シュールはコルムの失われた手と眼に神の遺物「リンの眼」と「クウィルの手」を移植し、混沌の神「アリオッチ」の心臓を奪取する任務を与える。それが混沌の力を弱め法の神の力を回復する手段と考えたコルムは、混沌の神が支配する世界に旅立つ。
剣の女王
アリオッチの支援を失ったマブデン軍は彼に代わりその姉「キシオムバーグ」に支援を求めた。キシオムバーグの臣下「呪われし公子ゲイナー」は混沌の怪物を率い法の神の支配下にある勢力を滅ぼそうと動き出した。コルムらはアーキンの指示に従い、キシオムバーグの領域へ支援者を求めに旅立った。一方弟神を殺されたキシオムバーグはコルムへの復讐に燃えていた。
剣の王
アリオッチとキシオムバーグが倒され十の次元が法の支配下に置かれた。しかし剣の王マベロードが支配の回復に乗り出し法の主神アーキンも窮地に立たされる。コルムはアーキンの助言により援軍を求めタネローン探索のたびに出る。
雄牛と槍
法の神も混沌の神も滅び70年が過ぎた。コルムの愛妻ラリーナはその寿命を使い果たしコルムは悲嘆する。やがてコルムは夢の中で自らに呼びかける人々の存在を感知し、呼びかけに答える。コルムが呼び出された次元は「フォイ・ミョーア」という種族に滅ぼされかけていた。フォイ・ミョーアを倒すことができる雄牛とその牡牛を操れる槍を探すためコルムは新たな冒険に乗り出す。
雄羊と樫
フォイ・ミョーアと戦うためにマブデンを纏め上げる必要がある。それのための指導者はフォイ・ミョーアに囚われ死に瀕している。マブデンの指導者アマージン救出のためコルムは再び探索行を開始する。
雄馬と剣
フォイ・ミョーアとの最終決戦を前に、コルムは新たな援軍を得るためにマブデンの軍団から離脱する。勇者コルムと地精の巨人イルブレックを欠き、マブデン軍は士気を落としたままフォイ・ミョーアとの決戦を迎える。

アイテム
リンの眼
失われた神リンの眼。コルムの右眼に移植された。冥界を見通し援軍を探すことができる。
クウィルの手
失われた神クウィルの手。コルムの左手に移植された。6本の指を持ち宝石をちりばめたような肌をしている。リンの眼が見た援軍をコルムのいる次元に呼び寄せることができる。この援軍は敵を倒した後冥界から解放され、かわりに殺された生物が冥界に送られ次の援軍として控えることになる。またコルムの危機を察知し、コルムの意思とは無関係にそれを排除する。
ブリオナクの槍
地精の次元で鍛えられた槍。刃毀れすることもなく、投擲すれば敵に命中し再び使用者の手に戻る。これ自体強力な武器だがクリナナスの雄牛を操ることができる。
報復者
イルブレックの巨大な愛剣。地面に円を描くことで一種の結界を張ることができる。
反逆者
地精ゴファノンとマブデンヒサクの合作に成る剣。地精の金属と鋼鉄の合金によって作られた。製作者の血を最初に流したことから「反逆者」の名がつけられた。フォイ・ミョーアとの最終決戦時にコルムによってその切れ味が如何なく発揮された。

共演
「紅衣の公子コルム」は永遠の戦士の一人であり他の戦士が登場したり、逆にコルムが他のシリーズに出演したりもしている。

「剣の王」におけるヴォアロディオン・ガニャディアックの塔を巡る戦いではエルリックとエレコーゼが、ホークムーン・シリーズの「タネローンを求めて」では逆にコルムがアガックとガガックの魔術師兄妹との戦いに参加している。「タネローンを求めて」のラストでコルムの最後が語られているが、こちらはコルムの本編の最後から後日談が付け加えられた形になっている。

英雄の介添人であるジャリーは、ある程度次元を自由に行き来でき、その発言の内容からホークムーンに同行したことが窺える。

呪われし公子ゲイナーはコルムの宿敵であるが、同時にエルリックの宿敵でもありエルリック・サーガ新三部作にも登場している。

2009年01月11日

歴史ある忍者集団ザ・ハンドの首領

マツオ・ツラヤバ (Matsu'o Tsurayaba)
歴史ある忍者集団ザ・ハンドの首領で、日本人。ミュータントではないがミュータント能力に匹敵するほどの数々の殺人技と超人的な技を会得しており、世界中で暗躍している。普段はビジネスマンとして行動しており、配下の下忍は伝統的な忍者服にもかかわらず、本人はコスチュームも常に背広とコート姿。ちなみに、制作サイドは本当は「ツブラヤ(円谷英二からか?)」と命名したかったらしいが、間違ってツラヤバという不思議な名前になったといわれる。漢字にすると「連刃」となるという説がある。
ストライフ (Stryfe)
未来世界から来た強力なミュータント。2000年先の未来でケーブルの臓器移植のためにつくられたクローンだったが、アポカリプスに奪われて育てられる。アポカリプスを撃退し、ミスター・シニスターに一杯食わせたこともある。プロフェッサーXがケーブルに狙撃され機械化ウイルスに感染するという事件(「エクスキューショナーズ・ソング」事件)があったが、実はストライフの仕業であった。彼自身はケーブルではなく自分のほうがオリジナルと思っていた。自分の遺伝子上の親であるサイクロップスとジーンを、自分を捨てたと認識しており、二人を激しく憎んでいる。また、自分がケーブルのためにつくられた補欠であることをプライドが許さないのか、ケーブルのことも非常に憎んでいる。ケーブルとは異なり、テクノウィルスに余分な能力を割くことも必要ないため「ケーブルの完全体」とも言える非常に強力なミュータント能力を持ち、ジーングレイの能力をいとも簡単に押さえつつアポカリプスを半殺しにする。ケーブルとの決闘に敗れるが、死ぬ前に残した遺産(レガシー)である「レガシーウイルス」は、その後多くの犠牲者を出すことになる負の遺産となった。
オメガレッド(本名:アルケイディ・ロッソビッチ) (Omega Red)
冷戦時代に、ウルヴァリンやキャプテン・アメリカといった西側諸国の超人兵士に対抗して作られたソビエト連邦の超人兵士。周囲の人間の生命力を吸い取るフェロモン「デス・ファクター」を発することができるが、それを安定させるために不可欠な装置「カーボナディウム・シンセサイザー」をウルヴァリン、セイバートゥース、マーヴェリック (Agent Zero) の3人に奪われて制御不能となったため、その後30年以上の間封印されることになる(マツオ・ツラヤバによって封印を解かれる)。そのため、前述の3人を特に恨んでいる。両手首に埋め込まれた超金属の鞭「カーボナディウム・コイル」が武器。ガンビットに「ポニーテールの悪党」呼ばわりされる。日本ではテレビアニメとゲームの出演で有名(映画には未登場)。

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